こんにちは。DeAgo.パンダです。今回のブログ作成シリーズのテーマは、「キャラクター作成」です。といっても、皆さんが想像するようなデザインを自力で行うようなものではありません。ChatGPTのプラグインとして新たに組み込まれた「DALL・E 3」を活用した、当メディアならではのキャラクター作成についてお伝えしていきます。
前回までのあらすじ…
「DeAgo.パンダのブログ作成シリーズ」はこれまで以下のような流れでメディアを作成して参りました。
- レンタルサーバーを立ててWordPressを開始
- 有料テーマ「SWELL」を購入
- ChatGPTと一緒にメディアタイトルとサイトの配色を決定
- Canvaを活用してメディアのロゴを作成
それぞれについては、過去の記事で参照できますので、是非そちらもご覧下さい。
デザイン素人がキャラクターを作成するという大きすぎる壁
さて、ここまでは比較的スムーズに進んだのですが、ここから大きな壁にぶち当たります。
パ、パンダのキャラクター作れないじゃん。。。
どうしよう。。。
そうです。あらゆるサービスやメディアには、その顔となる「キャラクター(ロゴ)」が必要不可欠だと思います。しかし、私は昔から絵を描くことを非常に苦手としており、ロゴは何とかCanvaで作成できたものの、キャラクターを自力でデザインすることなど到底できるはずがなかったのです。
そういうわけで、当初私はココナラで自分のイメージに合うキャラクターを作ってくれそうなデザイナーさんを探そうとしました。しかし、そもそもデザイナーさんに依頼することは、以下のようなデメリットがついて回ります。
- 自分が頭で描いたイメージをすぐに可視化することができない
- コミュニケーションコストが大きい
- 頼む相手によっては数万円以上の費用がかかることも
- 作成し直したり、新しいイメージを作りたいときに対応できない
そういうわけで、私はデザイナーさん探しをためらっていたのですが、ある日私はふと次のようなことを思いつきました。
ちょっと待てよ。画像生成AIで作ればいいのでは??
そうです。今やAIによるイラスト作成、デザイン作成は当たり前の時代になりつつあります。オタク同士のマッチングアプリ「オタ恋」の広告画像に出てくるカップルの画像なんかは有名ですね。あとは最近、伊藤園がAIにより作成したモデルさんをCMに起用したことでも話題になりました。
OpenAI社の最新画像生成AI「DALL・E 3」
そこで、私もAIを使って当メディアのキャラクターを作成することにしました。そこで使用したのは、「DALL・E 3」です。DALL・E 3は、ChatGPTと同じ、OpenAI社が開発した最新の画像生成AIです。キーワードを与えると、それに基づいてAIがイラストを速やかに作成してくれます。DALL-E 3は、2023年の10月からChatGPTのGPT-4(有料版)のプラグインとして提供が始まり、誰でも簡単に画像が作成できるようになりました。
DALL・E 3を利用するためには、ChatGPTにログインし、画像のようにGPT-4のプラグイン選択で「DALL・E 3」を選択します。なお、GPT-4を利用するためのサブスクリプション(月額20$)に登録が必要ですが、それさえしていれば、新たな課金は一切不要です。
使い方は簡単、ChatGPTと同じで、テキスト入力画面に、利用したい画像のイメージを文字で入力してEnterを押すだけです。もちろん日本語での指示にも対応しています。生成したいイメージの情報をできるだけ詳細に過不足なく入力しましょう。
実際にDALL・E 3でロゴを作成してみよう
実際に私もDALL・E 3を使って、当サイトのキャラクターを作成しました。以下は、私がDALL・E 3に与えた指示と、その結果として生成された画像の結果です(一部抜粋)。
白衣を着たパンダのキャラクターを作成してください。
このイラストは、「Dr. パンダの人生レシピ」というメディアのメインキャラクターとして、吹き出しやヘッダー画像などで利用します。
結果…
す、すごいです。この時点で「白衣を着たパンタ」という特徴を完全に捉えています。よく見ると聴診器の形がおかしいですが、そこまで気にならない程度ですね。今度はパンダの周りの背景のデザインを追加してみましょう。
医療器具に囲まれたイラストに変更してください。
結果…
確かに指示通り、顕微鏡や注射器などの器具を背景に加えることができました。「イラスト」としたせいか、先ほどとはパンダのタッチがかなり変わっていますね。また、眼の周りと聴診器の形が作画崩壊しています(笑)
眼と聴診器が作画崩壊しているので修正してください。
結果…
眼に謎の黒線が入ってはいるものの、先ほどと比べると作画はかなり改善しましたね。理想のキャラクターに近づいている気がします。試しにもう少し落ち着いたカラーリングにしたり、イラストスタイルを変更したりしてみましょう。
パステルカラーを使うなどして、全体的に落ち着いたカラーリングにしてください。また、もう少し優しくて柔らかい印象のタッチでパンダを描いてください。
結果…
…!!素晴らしい!!これだ!!私の心にズバッと来るイラストが作成できました。DALL・E 3、凄すぎる!!
デザイナーがいなくてもキャラクターは作成できる
というわけで、私は当サイトのキャラクターを、AIの力を借りて超絶低コストで作成することができました。ChatGPTのおかげで、また一つ、ブログ作成の大きな壁を乗り越えてしまったわけですね。いや〜OpenAI様々すぎる。
ちなみに、実際にふきだしで使ってみると、こんな感じです。
こんにちは。Dr. パンダです。
このクオリティが出せるなら、素人の私にとっては文句なしです。
そしてこのパンダを、ふきだしだけではなく、サイトのヘッダー画像やアイコン画像にも設定することで、より洗練されたデザインにサイトをアップデートすることができました。
今回の「DeAgo.パンダのブログ作成シリーズ」は以上です。皆さんもDALL・E 3を使って、自分好みのキャラクターをデザインしてみてください。よろしければ、皆さんが作成したキャラクター画像と、それを作成するために指示した文章などをコメント欄やXのリプ欄で是非教えてください。
それではまた次回もお楽しみに!
今回の学び
・DALL・E 3を使えば、素人でもブログのキャラクターをデザインできる。
・DALL・E 3はChatGPTでGPT-4のプラグインとして利用できる。
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