【ブログ作成Vol.1】 初心者がWordPressでブログを開設するには?サーバーレンタルから詳しく解説!

こんにちは。DeAgo.パンダです。本シリーズでは、私が当サイト「Dr. パンダの人生レシピ」を立ち上げ、公開していくまでの過程を連載形式でお伝えしていきます。まさにデアゴスティーニ(De Agostini)テイストということで、当シリーズではDeAgo.パンダと名乗らせていただきます。

どうも、DeAgo. パンダです。

さて、初回のテーマは「サーバーをレンタルしてWordPressでブログを開設する」です。

さっそく始めて行きましょう!Let’s DeAgo!

目次

ブログを始めるならアメブロ?はてなブログ?note?

ブログを始めようと考えたことのある方は、誰しもこんな悩みを抱くのではないでしょうか。

ブログを始めたいけど、どこで始めるのがいいんだろう…

そもそも、皆さんは「ブログ」と言われてどのようなサイトをイメージしますか?Amebaブログ(アメブロ)、はてなブログが有名どころでしょうか。少し前に上場を果たしたnote(ノート)もブログの一種と言えますね。

これらのサービスは、ユーザーがアカウントを登録することで、無料で簡単にブログを立ち上げることができます。AmebaブログではAmebaブログのウェブページ上で、noteではnoteのウェブページ上で、ユーザーは自分専用のブログを作成できるわけです。

しかし、これらのサービスを利用するということは、実際にはAmebaブログやnoteといった「ホスティング(貸主)」が提供する「サーバー(コンピュータ)」を使っているということを意味します。なんだか難しく聞こえますが、要するに、サービス会社に登録することで、ブログを作成するために必要な道具を借りているわけです。

例えるならば、パーティーなどの催し物をするときに、レンタルスタジオを借りて、そこにある備品を使ってイメージと似ています。既に机や椅子、食器が用意されているので、自分で用意する必要がなく楽ちんです。

これだけを聞くと、Amebaブログやnoteなどのサービスでブログを始めるのは良い案のように思います。実際、手軽にログを始めたいという方にはうってつけのサービスでしょう。

しかし、これらのサービスを使ってブログを立ち上げるには、次のようなデメリットがあります(一部)。

  1. サービスが提供する素材しか使えないので自由度が下がる
  2. サービスが改悪されたりそもそも終了したりするリスクがある
  3. ブログに広告を貼って収益化することに制限がかかる

さきほどのレンタルスタジオの例でこれを考えてみましょう。

1は、備品が用意されているため、逆に言えば用意された備品のみで催し物を開くことになり、自分たちのコンセプトにあった家具や食器などが使えない状況に例えることができます。2は、あなたが何度も同じイベントを同一スタジオでやっていたら、ある日突然そのスタジオが閉鎖してしまう状況に近いでしょう。3は、レンタルスタジオで営利的なイベントを行うことを禁止されている状況です。

これらはいずれも、単にブログを運営するだけなら困りませんが、自分でカスタマイズしたかったり、安定して運営し続けたかったり、収益化を考えているうえでは致命的といえます。

レンタルスタジオではそのスタジオをDIYしたり、自由度の高いイベントを開いたりできませんから、実現可能なことは狭まってしまいますよね。

個人的見解:ブログを始めるならWordPress一択

それでは、一体どうしたらいいのでしょうか。結論からいうと、「WordPress(ワードプレス)」でブログを始めることが正解だと私は思います。

WordPressとは、ウェブサイト(HP)やブログを作成・管理するためのシステムの一つです。コンテンツ管理コンテンツ管理システム(Cintents Management System, CMS)とも表現されます。なんと世界中のサイトの約40%がWordPressで作られているそうです。気がついていないだけで、あれもこれもきっとWordPress。

WordPressはシステムの一つなので、Amebaやはてなブログのようなホスティングに縛られることなく、自由かつ安定したブログを、収益化を可能な状態で運営することができます。

例えるなら、カタログからイメージに合ったイベントを運営できるスタジオを購入して自分の所有物としてしまうことで、自由自在にイベントを開くことができるというわけです。

また、WordPressには豊富なプラグイン(≒追加機能)が揃っているので、HPを作るうえで必要な機能はほとんど揃っています。このブログもWordPressで作っていますが、ノンデザイナーでもとても楽にブログが作れます。

とはいえ、WordPressにもデメリットはあります。それは、アメブロやはてなブログなどのホスティングサービスよりは時間的・金銭的コストがかかることです。ブログを作成するための初期設定は慣れていないと少々難しいかもしれません。そして、後述するように、サーバーを使用するために月800-1000円ほどの経費がかかります。

しかし、しっかりとしたものを作るためには、こうしたコストは必須のものだと私は考えています。良い物を作るために支払う正当なコストをケチっていると、後々後悔しますからね。また、サーバー代はブログが収益化できたら回収できるわけですから、そこをケチる理由はないわけです。

逆に、こうしたコストがどうしても惜しいと感じたり、収益化するつもりがなくスモールスケールでブログができれば十分ということであれば、WordPressを使わずにアメブロやnoteなどのサービスを利用するのが良いと思います。

往々にして、何かを優先するときは、また別の何かを犠牲にする必要があります。一人暮らしの家選びと同じですね。

スクロールできます
AmebaやnoteなどWordPress
料金
0円

サーバー代約1000円/month
(+テーマ代)
初期設定
ユーザー登録するだけ

やや手間がかかる
自由度
やや低い

かなり高い
収益化
かなり制限が強い

ほとんど制限なし
SEO対策
WordPressよりは劣る

プラグインが豊富
サービス改悪・終了リスク
否定できない

ない

最後の「サービス改悪・終了リスク」ですが、まさかアメブロやnoteが無くなるはずは…なんて思ったりもしますが、過去にはYahoo!ブログもサービス終了していますし、無いとは言い切れません。noteは昨年上場して話題にも上りましたが、上場後初の決算では数億円の赤字でしたし。

何はともあれ、終了リスクのない収益化できるブログをやりたいのであれば、WordPressを私はオススメします。

WordPressの始め方〜サーバーとドメインを準備する〜

ここからは簡単にWordPressの始め方を説明します。まず最初は、サーバーのレンタルとドメインの準備です。ここで早速サーバーとかドメインという用語を聞いてアレルギーが出てしまいそうになったそこのあなた。まだ早いです!

要するに、あなたが作りたいブログの運営をするうえで必要な脳みそ(≒サーバー)と、ブログの住所(≒ドメイン)を取得するだけです。

そしてその方法はとっても簡単です!サーバーとドメインをまとめてレンタルさせてくれる会社のサービスを利用すればいいんです。とりあえずやってみれば分かると思います。

サーバーとドメインをレンタルさせてくれる会社はいくつもありますが、私はConoHa WING(コノハウイング)を選びました。理由は大手で十分な実績があり、価格も他社と比べて遜色ない安さだったからです。

ConoHa Wing

サーバー提供会社には他にも国内シェア率の高いXserver(エックスサーバー)や、より安さに特化したロリポップ!など、調べればいくらでも出てきます。ただ、個人的には大手であれば、そこまで悩む必要はない気がしています。悩む価値がないとはいいませんが、個人のメディアであればどこも大きな差はないからです。

ある商品を買うのに、Amazonか楽天かどちらで買うかをずっと悩んでいても仕方がないのと似ていると思います。細かいところをどこまで気にするか、という好みの世界です。

というわけで、本ブログではConoHa WINGによるWordPressの始め方をお伝えします。Xserverなどでも概ね同じだと思いますが、そちらを利用したい方はご自身で調べてみてください。

1. ConoHa WINGにアクセス・プランを選択

ConoHa WINGは以下のURLからアクセスできます。

アクセスするとわかりますが、色々とプランが出てきます。私は、ベーシックプランの12ヶ月コースにしました。2023年11月現在では、月額990円だそうです。こういうのは、長い期間契約するとその分安くなりますね。いきなり12ヶ月はちょっと、という方は短くしてもいいかもしれませんが、どうせ収益化には一年は見た方がいいと言いますし、12ヶ月は妥当ではないでしょうか。プランについても、最初はベーシックで、そのうちアクセスが増えてきたらアップグレードすればよいと思いますよ。

2. ドメイン、サイト名などを設定する

プランを選択したら、以下のような「WordPressかんたんセットアップ」を利用して、作成したいブログのドメインとサイト名などを決めましょう。当ブログでいえば、ドメインは「dr-panda-lifehack.com」で、サイト名は、「Dr. パンダの人生レシピ」です。ドメインは、サイトURLのhttps://の後ろですね。

ここで注意したいのは、サイト名(≒ブログ名)はあとでWordPress側からいつでも変更できますが、ドメインは後から変更ができないということです。ドメインは自分の作りたいブログに合ったものを良く考えて選びましょう。なお、ブログ名決定の過程については、第3回でも少し触れようと思います。

先ほどドメインは住所と同じだと言いました。現実の世界でも、実態は同じなのに住所だけを変えることは簡単にはできませんよね。また、既に存在する住所と同じものを指定できないことにも注意しましょう。

なお、ここでWordPressのテーマを追加購入するかどうかを選ぶオプションが出てきます。テーマとは、そのサイトのデザインパッケージのようなものです。サイト全体のデザイン構成であったり、吹きだしや表などのパーツだったりがまとまっているものです。

私はSWELL(スウェル)というテーマを別で購入したので、ここでは選択しませんでした。ただ、ここで購入すると割引価格で入手できるようなので、テーマにこだわりのない方はここで購入してもよいと思います。

テーマについての詳細は第2回で扱っているので、気になる方はそちらを先に読んでいただくことをオススメします。

ここまでできたら、お支払い設定から支払いを済ませてWordPressのセットアップをしましょう。

WordPressの始め方〜サーバーとドメインを準備する〜

できましたでしょうか?基本的には、サイトの誘導通りに進んで行けば問題ありません。

どうですか?簡単ですね。

というわけで、初回はここまでです。次回はWordPressのテーマについてご紹介していきます。

次回もお楽しみに!

今回の学び

・自由度が高く収益化も見据えた本格的なブログを作るなら「WordPress」を利用する
・ConoHa Wingなら、初心者でも楽にサーバーレンタルからWordPressの初期設定までできる

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Dr.パンダです。東京大学医学部を卒業し、現在は急性期病院にて臨床医をしつつ、エンジニアとしても働いています。当メディアでは、日本の医療についてのお話や、テック系、ライフハック系など、様々なジャンルから皆様に楽しんでいただけるコンテンツを発信していきます!

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次